せどりと転売って意味は違うのか?
以下の画像はグーグルで良く検索されている言葉の一覧です。
「せどり 転売 違い」
このキーワードで、かなりの頻度で多く検索されてるみたい。
皆さん、なぜかこの違いに関心が高まっているみたいですね!
結局、せどりと転売は違うのか?
結論から言ってせどりと転売は違います!
僕が考えている意味の違いから言うと・・・
もう、せどりの時代は終わりました。
これから、稼ぐためには「転売」のほうをやっていかなければいけない。
・・・こんな風に考えております。
どういうこと?って疑問に思う方も多いことだと思いますので、詳しく解説をしていきますね!
せどりと転売は違うのか?論争はいろいろあるけれど・・・
ネット上にはせどりと転売の違いはあるのか?という論争が数多く繰り広げられておりますよね?
やはり、転売ヤーという言葉と悪いイメージが先行しているからでしょう。
ある人は
せどらーA
また、ある人は
せどらーB
こんな風に言っている人も見かけます。
これ、僕自身はどちらも違うと考えております。
特に、せどらーBさんの言い分では無理やり人の役に立っていることをアピールしようという感じがしていて、苦しい感じがします。
転売やせどりは人の役に立つか立たないのか?
という意味においては商品の売買が成立した時点で人の役に立っていると考えていますね!
安く売るのが「善」
高く売ることが「悪」
・・・この価値観(善悪論争)は人によって違いすぎるので、あくまでも売買が成立したらという意味合いです。
ちなみに、現在はチケット転売は違法ですが、僕自身もよく転売チケットを購入しておりました。
劇団四季のミュージカル「キャッツ」です。
僕はこう見えても、演劇とかミュージカルを観に行くのが好きなんですね。
リピートして観に行くことも全然あります。
そこで、キャッツの最前列のチケットを倍以上の価格で購入したことがあります。
僕の気持ちとしては、「売っていただいてありがとうございます」
めちゃくちゃ納得してチケットを購入しております。
いまでも、キャッツを最前列で観れたというのは良い思い出なんですね。
せどりと転売は一体全体、どのように違うのか?
ひとまず、国語辞典で言葉をそのまま調べてみました。
古書業界で、転売を目的として同業者や愛好家から古書を買い取ること。特に、掘り出し物を見つけて高く転売すること。
引用:goo国語辞典
・・・ん~。国語辞典で調べてもイマイチ納得がいかない感じですよね?
せどりの語源についても調べてみました。
米の競り売りやせどり屋という言葉が語源になったとかいろんな諸説があります。
僕自身が信じているせどりということは「背表紙だけでとる」から「せどり」というこの語源を信じています。
背表紙だけで判断するということは本の内容とかは関係なしなんですね。
要するに内容とかではなくて「価格差だけ」で商品を判断するということ。
それに比べて、転売というのは少なからず、商品をある程度は理解して販売している。という定義づけをしております。
僕のせどり歴は現在4年。せどりに出会ったのは20年前。
今から、約20年前に「ホームレス作家」という書籍が話題になりました!ホームレスの方が、ゼロからお金をつくり作家となって社会復帰するというストーリーです。
そのときに、この方はアルミ缶を集めるのではなく、本のせどりで資金をつくったというお話です。
当時はテレビを観ていた僕は、「そんなことがお金になるわけないやろ!」と思っていましたし、作り話だろうと思っていました。
それが、まさかまさかの20年前に知ったことを今自分が実践しているというのは本当に想像もつかなかったですね。
これを考えると、ホームレスとかどんな状況にあったとしても、人生を救ったせどりはすばらしいなあと思いました。いまもむかしもそこは変わらないなあと感じました。
せどり:価格差だけを追いかける
転売:価格差がある理由を理解している
価格差だけのせどりで稼ぐことはどう考えても難しくなってきている。
20年以上前からあった「せどり」ですが、この20年間稼いでいる人がいるというのは驚きですし、奇跡ですよね?でも、さすがにここからは厳しくなってきそうです。
その理由は「5G」です!
リアル店舗もネット店舗での価格が「均一化」されていく傾向にあると考えています。
リアル店舗では、POSレジがどんどん進化していきます。そして下の画像のような電子値札にどんどん変わっていきます。もうすでにけっこう入ってきていますよね?
これらが普及することで、全国統一価格に近付いていき、価格差というものが生まれなくなるのです。
さらに、無人レジも確実に普及していくことと思われます。
このように、リアル店舗では価格がどんどん均一化される傾向にあります。
そして、ネットショップに関してはどうでしょうか?
ネットショップも価格の均一化が確実に始まっています。
こちらの画像はアマゾンのカートBOXの画像です。通常であればこんなふうにカートがでています。
現在ではよくこのような場面に出くわしますよね?カートに入れるのボタンが消えております。
これは、他のネットショップがアマゾンよりも安い価格であれば、このようにカートがでなくなっているのです。
アマゾンでは、他のネットショップの価格も同時に管理しているということなのです!
これは、マジでおそろしいですよね?
これらを踏まえて「価格差」というものがいかに出にくくなってきているのか?が理解していただけたかと思います。
じゃあ、せどりはもう終わりなのか?
せどりは価格差を追うという意味では終わりですね!だから、みんなでアフィリエイトをやりましょう!・・・というのは冗談です(^^;)
これからは追いかけるのは価格差ではなく「需要と供給」です。
そのなかでも、一番わかりやすいのが、メーカー希望小売価格(定価)以上のプレミア価格を狙うということです。
値段などの数値はデータとして均一化されても、人の心理や人気などはまだまだデータとして反映させるのが難しいからです。
ですので、今後も各商品ごとに価格が上がる理由を探っていく必要があるのです。
となってくると、今後ますますせどりは情報のスピードと情報共有が鍵になってきそうですね!
そして、情報を分析していくための個人のスキルを身に着けていかなければいけません。
まとめ
以上、僕なりのせどりと転売の違いについてお話をさせていただきました。
せどり:価格差だけを追いかける
転売:需要と供給の理由を追いかける
「副業せどりでまずは20万円!」などと決め台詞を言っておりますけども、本来は「副業転売でまずは20万円!」と言わなければいけない。
ただ、世間のイメージとか言葉のイメージとかがあるので、今後も「副業せどりでまずは20万円!」とせどりという言葉は使わせていただきます!
そこはどうかお許しくださいね!